2022.07.04 戦略策定は5%どまり、収益とのバランスも課題に企業のサステナビリティー 富士通調査

富士通の西川氏(左)とコミュニケーション戦略統括部シニアマネージャーの田中律秋氏

 サステナビリティー(持続可能性)に関心を持つ企業は6割に上る一方で、実際に戦略を策定している企業は5%にとどまることが、富士通が行ったサステナビリティー・トランスフォーメーション(SX)に関する調査で分かった。多くの企業がSXの重要性は理解しつつ、収益活動とのバランスをいかに取るかに頭を悩ませている実態が浮かび上がった。

 6回目となる今回の調査は、日本や米国、中国、ドイツ、フランスなど世界9カ国の、従業員数500人以上、前年...  (つづく)