2022.07.13 オーストラリア政府、水素産業立ち上げに注力水素ナレッジセンター設置で産学官の情報交流活発化
CSIROで水素事業を推進するマーシャルCEO、アウ博士、ハートレー博士(左から)
オーストラリアでCSIRO(連邦科学産業研究機構)が水素産業の立ち上げに懸命に取り組んでいる。今月には情報交流を活発化するオンラインによる「水素ナレッジセンター」(HKC)を設置、産官学にある情報の障壁を除く。
政府は輸出向けの水素生産や国内消費含め2050年までに8000人以上の雇用創出と年間110億豪ドル(約1兆円)の経済成長が見込めると試算。
CSIROは昨年5月、産官学連携のR&Dと商業化を推進... (つづく)