2022.07.20 【TECHNO-FRONTIER特集】スミダコーポレーション車載用回転角センサーなど出品

ロータポジションセンサー

 スミダコーポレーションは、車載用の回転角センサー「ロータポジションセンサー(RPS)」をはじめ、AEC-Q200パワーインダクター、OBC(オンボードチャージャー)アプリケーションなどを出品し、車載用や産業機器用を中心に多彩な電源周辺製品を紹介する。

 ロータポジションセンサーは、モーターの回転角の角度を測定するセンサー。渦電流RPS技術を採用しているため、通常のレゾルバーと比較し、測定精度に優れ、取り付けも容易。特徴は、軽量・コンパクト設計、過酷な環境下における高信頼性、幅広い極対数へ対応可、RDC・電源不要(Vccのみ必要)など。AEC-Q100/200準拠、機能安全規格ISO26262準拠ASIL-C(D)の高信頼製品。

 同社のロータポジションセンサーは、欧州自動車市場などでは既に採用が広がっており、今後、日本市場でも本格提案を推進する。

 OBCアプリケーションでは、自宅充電用ユニットを構成する、メイントランス(水冷対応LLCトランス)、PFCコイル、平滑チョークなどの品ぞろえを紹介する。LCCトランス、DC電源、ドライブ回路、負荷などを機能として供給できる。ブースでは、社内製のLLCトランス評価装置を参考出展し、実際に10kW出力水冷LLCトランスを駆動した際の出力電力やトランス温度、電流電圧波形をモニターするデモを実施する。