2022.07.20 【TECHNO-FRONTIER特集】ルビコン各種コンデンサーの最新技術訴求

HXKシリーズ

 ルビコンは、アルミ電解コンデンサーから薄膜高分子コンデンサー、導電性高分子アルミ固体電解コンデンサー、フィルムコンデンサーまで各種コンデンサーの最新技術を紹介する。

 アルミ電解コンデンサーは、電源装置/車載充電器用途向けに一次側入力用のスナップインタイプの新シリーズを紹介する。105度5000時間高リプル「HXH/HXKシリーズ」、105度3000時間小型品「MXTシリーズ」、105度5000時間小型品「VXTシリーズ」をリリースし、幅広いラインアップで顧客の要望に応える。

 薄膜高分子コンデンサー「PMLCAP」は、高分子を同社独自技術で多数積層したコンデンサーで極めて理想に近い電気特性を有し、その性能から火星探査の地震計に採用された。「MUシリーズ」をメインとして、現在さらなる高圧/モジュール化を開発中で、車載インバーター用のフィルムコンの大幅な小型化が実現できる。

 導電性高分子アルミ固体電解コンデンサー「PZ-CAP」は、同社従来の非固体アルミ電解コンデンサーの開発、製造ノウハウを生かしつつ、独自のポリマー技術で従来よりも高耐圧とした。

 フィルムコンデンサーは、汎用(はんよう)の小型品から車載/産機半導体用の大型品まで非常に幅広いラインアップがそろう。さらに、最高使用温度125度の「MPTシリーズ」をリリースし、車載を含むさまざまな用途に最適な製品を提案する。