2022.07.20 【電波時評】地道な対話が社会や企業の安全に不可欠
「日本の安全神話も、残念ながら少しずつ崩れてきています」。警察庁の啓発資料の一節だが、企業向けなどではない。主に小学生などの保護者や学校側に向けたもの。こうした資料でさえ、安全神話の崩壊を指摘するところに現状の一端がのぞく。
安倍晋三元首相銃撃という衝撃的な事件から約2週間。振り返れば、大震災や原発事故、子どもたちが犠牲になる事件など、日本の「安全神話」はとうに過去のものなのかもしれない。では、どうすればいいのだろうか。 (つづく)