韓国サムスン電子が28日発表した2022年4～6月（第2四半期）業績は売上高が前年同期比21%増の77兆2000億ウォン（約8兆円）で同期としては過去最高。営業利益は同12%増の14兆1000億ウォンだった。

　インフレや中国でのゼロコロナ政策など複合的要因を背景に消費者需要が鈍化する中、半導体事業がけん引して好業績を達成した。またウォン安ドル高の進行で、部品関連を中心に前期に比べ約1兆3000億ウォンの営業利益押し上げ効果があった。

　半導体売り上げは、サーバー用メモリー製品の伸びが寄与して同24%増の28兆5000億ウォン。営業利益は同44%増の9兆9800億ウォンとなり、全体の7割を構成した。

（29日付電波新聞／電波新聞デジタルで詳報します）