2022.08.22 在宅もアウトドアも快適な音を家電量販店、ヘッドホン&イヤホンを積極訴求
普及機から高級機までワイヤレスイヤホンの品ぞろえを強化したエディオン小牧店
オンライン会議やアウトドアでの音楽鑑賞など〝公私〟に欠かせないオーディオツールの一つがヘッドホンとイヤホンだ。続くコロナ禍で需要が高まる中、屋内外で使えるブルートゥース搭載のスピーカーも各社から発売され、家電量販店では好みの音を求め、試聴を繰り返す来店客の姿が目立つ。
ヨドバシカメラマルチメディア仙台(仙台市宮城野区)では、行楽の秋に向け、ブルートゥーススピーカーやスポーツ用のワイヤレスイヤホンに注目が集まる。
バッテリー内蔵で防水機能付きのブルートゥーススピーカーは、屋外レジャーに最適。スポーツ用のワイヤレスイヤホンは、ジムでの運動やランニング時に外れないよう、防滴を含めさまざまな工夫が施されている。同店では、秋の行楽シーズンに向けて商品需要が増えると期待を寄せる。
エディオン小牧店(愛知県小牧市)は、スマホに連動したオーディオ関連商品として、通勤・通学時に使いやすいワイヤレスイヤホンを積極的に提案。
スマートフォン売り場に隣接するワイヤレスイヤホンコーナーでは、数千円の普及機から3万円前後の高級機まで品ぞろえを強化している。ソニーやBOSEなどの高音質の骨伝導モデルも人気で、小型軽量・ノイズキャンセリング機能を備えるモデルは音楽などの「ながら聴き」に適しているという。
ヨドバシカメラマルチメディア京都(京都市下京区)でも、在宅勤務中に役立つブルートゥース対応のヘッドホンがよく売れている。同店のオーディオ担当者は「耳を覆うヘッドホンは例年、夏場にはあまり売れない商品。しかし今夏は、自宅で仕事をする環境を快適にしたいというニーズが高まっているようだ」と話す。
(23日付電波新聞、電波新聞デジタルで詳報します)