2022.09.14 三洋化成子会社がバイオマスマークを取得 植物由来の高吸水性樹脂で

 三洋化成工業の子会社SDPグローバルは、原料の一部に植物由来原料(バイオマス原料)を使用した、おむつなどに使用される高吸水性樹脂(SAP)を開発し、日本有機資源協会が認定するバイオマスマークを取得した。サンプル供給体制も整え、今後本格的にサンプルワークを進める。

 バイオマス原料となる植物は、成長過程で二酸化炭素(CO₂)を吸収するため、ライフサイクル全体では排出量と吸収量を均衡させることになり、大気中のCO₂量の削減につなが...  (つづく)