2022.10.12 OKIエンジニアリングが全固体電池の信頼性評価、セラミックコンデンサーとの類似性に着目

ロックイン発熱解析装置。電池の断面を少しずつ削って発熱箇所を検出する

 OKIエンジニアリングは、全固体電池の信頼性評価サービスを開始した。電池の構造調査から基板実装評価までを提供する。

 電解質を従来の液体から固体にした全固体電池は、エネルギー密度が高いのが特長。小型化でき、発火リスクが低いため安全とされている。

 全固体電池の世界市場は2035年に2兆1000億円に拡大する見込み(富士経済調べ)。使用する固体電解質によって硫化物系、酸化物系の2種類があるが、スマートフォン向...  (つづく)