2022.11.16 【EdgeTech+ 特集】台湾イノディスク エッジAIソリューション製品を多数出展

包括的なAIソリューションと産業グレードのストレージソリューションを紹介

 台湾イノディスクは、エッジテクノロジー向けの包括的な人工知能(AI)ソリューションと産業グレードのストレージソリューションを出展する。

 今年は、展示会コンセプトであるエッジテクノロジーに合致したASIC、FPGA、GPUソリューションなど同社の最新AIソリューションを展示。さらにインダストリアルグレードのPCIe4.0SSDとBⅰCS5ストレージ、DDR5シリーズおよびエンベデッドペリフェラルラインアップから世界初のM.2 10GbE LANモジュール「EGPL-T101」など幅広い製品を多数展示する。

 共同出展のAetinaは、エッジAIソリューション製品を出展する。

 同社は産業用・組み込み用途に特化したフラッシュストレージSSDおよびDRAMモジュールを提供。日本国内においては、日本法人イノディスク・ジャパンが販売と技術サポートを行っている。

 近年では、エッジコンピューティングに最適な製品を拡充。産業用途でのエッジコンピューティング活用が進む中、顧客ニーズにマッチした製品の提案に取り組んでいる。

 フラッシュストレージSSD「3TS6-P」および「4TS2-P」シリーズは、エッジコンピューティングにおけるエッジサーバー向けに最適な製品だ。高速でのデータ読み書きが可能、かつ高DWPD(一日当たりのドライブ書き込み数)を実現した。

 エッジサーバーは工場などの過酷な環境に設置されることを想定し、耐久性を高めた製品として開発。3D TLC NANDを搭載し、高容量、低価格も実現。顧客のストレージニーズに対応する。

 日本法人の北島貴秀代表取締役は「クラウドコンピューティングの欠点を解消すべく、近年エッジコンピューティングが注目を集めている。エッジコンピューティングのメリットとして、エッジデバイスとクラウド間で中間処理を行い、応答速度の低遅延化、ネットワーク負荷低減につながる」と話す。