2023.03.01 ナノイー暴露の新型コロナ不活性化 ウイルス構造の崩壊が一因 パナソニックと大阪公立大

ナノイー(帯電微粒子水)の新型コロナウイルス暴露群は形態のゆがみ(エンベロープの損傷を示唆)が観察された(左)

 パナソニックは、大阪公立大学大学院獣医学研究科の安木真世准教授との共同研究で、ナノイー(帯電微粒子水)の暴露による新型コロナウイルスの不活化は、ウイルスの構造崩壊が一因であることを初めて明らかにした。

 同社はナノイー技術について、2020年7月に新型コロナウイルスに対する抑制効果を実証。さらに、21年11月には新型コロナウイルス変異株4種に対する抑制効果を、22年3月には約6畳(24立方メートル)の試験空間における新型コロナ...  (つづく)