2023.03.09 凸版印刷、新社名「TOPPANホールディングス」に 10月に持ち株会社制移行、世界展開を視野
TOPPANブランドロゴ
凸版印刷は9日、今年10月に予定している持ち株会社制への移行に伴い、社名を「TOPPANホールディングス」に変更すると発表した。グローバル展開を視野に入れて英字表記を採用。1900年の創業以来、初めて祖業の「印刷」を社名から外すという。デジタルトランスフォーメーション(DX)など、成長分野の事業を拡大する姿勢を打ち出す。
新たな社名(商号)では、グローバル企業として全世界で統一したブランドとして使用することを意図し、「TOPPAN」という英語表記を取り入れた。商号変更のため、6月の株主総会に定款の一部変更を諮る。
持ち株会社の傘下に三つの事業会社を置く体制に再編。傘下には、凸版印刷の主要部門を母体とする「TOPPAN」のほか、グループ全体のDX事業をけん引する 「TOPPANデジタル」や、情報セキュリティーなどの事業を手掛ける4月設立の「TOPPANエッジ」がぶら下がる。