2023.03.16 最新の空調・冷熱技術を一堂に “制限なし”HVAC&R、6年ぶりに来年開催

HVAC&R JAPAN のキャラクター

 最新の空調・冷熱技術を一堂に―。日本冷凍空調工業会(JRAIA)は16日、2024年1月30日から4日間にわたり空調・冷熱関連の国際展示会「HVAC&R JAPAN 2024」を開催すると発表した。会場は東京・有明の東京ビッグサイト。2年に一度開催してきたが、新型コロナの影響で22年の前回は制限付き、20年の前々回は中止を余儀なくされた。制限のない形では18年以来、6年ぶりの本格開催になる。

 テーマは「HVAC&Rには未来の答えがある」。仕事などができる来場者向けプレミアムラウンジの設置に加え、オンラインのみで出展・接客できるサテライトブースを新設するなどデジタル技術を生かした展示会を目指す。

 前回は、新型コロナ第6波の影響で出展を取りやめる企業が出る中、117社・447小間の規模で開催。リアル会場への来場は5000人程度であったが、オンラインを組み合わせた初のハイブリッド開催により、オンラインには2万以上のアクセスがあった。今回もハイブリッドで開催する。既に海外から出展に関する問い合わせも来ており、本格開催に向けてJRAIAも期待を高めている。
(17日付電波新聞・電波新聞デジタルで詳報します)