2023.03.30 JFEとヒューリックが京浜地区でまちづくり 先端素材の研究開発拠点構想

計画のイメージ

 JFEホールディングスとヒューリックは30日、JFEスチール東日本製鉄所の土地利用転換の一環で、京浜地区で研究開発機能を中心にしたまちづくりに着手すると発表した。

 約400ヘクタールに及ぶ大規模土地利用転換の第一歩。南渡田(わたりだ)エリアの一部(6へクタール弱)の土地で、2023年度から既存施設の撤去などを始め、まちびらき(エリアの利用開始)は27年度を目指す。

 多様な企業・研究機関などの集積・連携による革新的素材を生み出す研究開発拠点を目指す。川崎駅から約3キロ、羽田空港から約5キロいうアクセスの良さも生かす。

 ヒューリックはデータセンターなど新分野にも力を入れており、今回の事業を通して研究施設の開発にも取り組む。先端素材やエネルギー関連などの集積も見込めそうだ。

(31日付電波新聞/電波新聞デジタルで詳報します)