魔物との覇権をかけた戦い描く

　KEMCO(ケムコ)は6日、スマートフォン向けゲーム「グレイアランの吸血騎士」の配信を開始した。
同作は、人間＋バンパイア騎士と魔物との覇権をかけた戦いを描く、ゴシックファンタジーRPGだ。

　地上世界エルドラードでは、黄昏(たそがれ)の神に生み出された人間と、薄明の神に生み出された魔物が、長らく世の覇権を争い、強大な力をもたらす九つの神殿を奪い合っていた。

　しかし、黄昏の神からバンパイアの力を授かったエドワール王が、バンパイアハーツの儀式を用いて多くの人間をバンパイアに覚醒させたことで、神殿戦争は人間側が主導権を握り始める。その一方で、魔物側でも暗躍の気配があった。

　魔物の目覚めを告げる薄明、バンパイアの刻を告げる黄昏。果たして、世を統べる存在となるのは―。
　パーティーにはHPやMPの代わりにBG（ブラッドゲージ）を持ち、皆に血液を分け与えられるキャラクター、トウマがいる。

　BGはトウマの耐久力だが、仲間たちが通常スキルより強力な血装スキルを使用する時にも消費。BGが尽きると自然回復までに3ターンが必要となるため、戦況を見極めつつトウマの血液を皆に分け与えよう。

　ダンジョンのあちこちに生息しているコウモリの装備もできる。装備すると、状態異常を防いだり攻撃力が上がったりとさまざまなパッシブ効果を得られる。

　BGを消費して「血装」を発動させたキャラクターは外見が変化し、血装スキルが使用可能に。血装スキルは通常スキルよりも強力なダメージを与えたり攻撃と同時にパラメータ補助の恩恵を受けたりと、非常に強力だ。　神殿戦争の鍵となる九つの神殿では、謎が行く手を阻むことも。全ての謎を解き明かし、魔物よりも先にダンジョンを制覇しよう。

　対応OSは、iOSとAndroid。価格は860円で、Androidのみ通常版（無料、広告表示あり）とプレミアム版（有料、広告表示なし）を用意する。