2023.05.26 凸版印刷と岩手県大槌町、震災伝承アプリを共同開発 ARで被災建築物再現
「大槌町震災伝承ARアプリ」の活用イメージ。旧役場庁舎(左)と旧民宿あかぶ(右)=凸版印刷提供
岩手県大槌町の象徴的な被災建築物を、現実世界にデジタル情報を重ねて表示する拡張現実(AR)で再現する--。凸版印刷と同町はそんなアプリを共同で開発したと発表した。東日本大震災による津波の痕跡を後世に伝承することが狙い。
両者が共同開発したのは「大槌町震災伝承ARアプリ」。津波によって被災した建物の様子を同町内の現地で体験できるようにした。
具体的には同町の「旧役場庁舎」と、観光船はまゆりが乗り上げた「旧... (つづく)