2023.06.06 STとGFが仏の半導体工場で合意、投資1.1兆円 政府支援も
スイスのSTマイクロエレクトロニクスと半導体受託生産大手の米グローバルファウンドリーズ(GF)は5日(現地時間)、昨年7月に打ち出した仏クロルの新工場構想について、最終合意を発表した。300ミリウエハー対応半導体工場を設立する計画で、全体の投資規模は75億ユーロ(約1兆1000億円)と明らかにした。欧州半導体法の支援に呼応したもので、仏政府からの補助金も見込んでいる。
新工場予定地は、グルノーブル近郊のSTの既存ファブ、クロル工場に隣接。2026年の量産開始を見込んでいる。STは年間売上高200億ドルを目指しており、それに寄与するとみている。
(7日の電波新聞/電波新聞デジタルで詳報します)