2023.07.14 「付加製造技術」普及へ動き 人手不足や供給網混乱が背景に 生産性の向上目指す
エス.ラボの「フィラメント式3Dプリンター」
3Dプリンターを含む「付加製造技術(AM)」の普及に向けた動きが活発化している。中空構造など高精細な造形が可能な同技術。恒常的な人手不足とともに、新型コロナ禍で顕在化した供給網の混乱に伴う部材不足の影響も背景に、導入による生産性向上が目指されている。
諸外国に比べAM技術導入の遅れが指摘される中、純国産の金属3Dプリンターの開発が進む。
「国産MEX方式金属AM普及プロジェクト」には島津製作所の子会社で... (つづく)