2023.07.19 アドビ、「来歴」で偽情報に対応 画像データに編集履歴付与 コンテンツ認証の標準化推進
画像データに来歴情報を付与して信頼性を担保するCAIの仕組み(提供=アドビ)
生成AI(人工知能)が進化する一方でフェイク画像や偽情報の拡散が問題になる中、デジタルコンテンツの来歴を記録し、捏造(ねつぞう)に対抗するネットワーク「コンテンツ認証イニシアチブ(CAI)」が注目されている。アドビが主体となって2019年に立ち上げたCAIは、画像の撮影者や編集者の情報だけでなく、どのように編集したかといった履歴までを改ざんできない形で付与する機能を、誰でも使えるオープン技術として標準化。業界横断で利用できるよう普及を進めている。... (つづく)