シャープは、8月24日からコードレス掃除機「RACTIVE Air」シリーズのフラッグシップモデル「EC-SR9」を含む3機種を発売する。加藤篤史Smart Appliances&Solutions事業本部清潔ランドリー事業部国内商品企画部主任は「運転音や不快音を低減した優しい運転音で周りも時間も気にせず掃除ができる」と語る。

　EC-SR9は、RACTIVE Air史上最強のパワーと最小運転音を実現。低騒音化技術非搭載モデルに比べ、実感音を約37%低減した。

　ミドルタイプの「EC-PR9」は、EC-SR9と同等のパワーで実感音を13%低減。軽量タイプの「EC-AR9」は実感音を約14%低減した。

　また、全モデルで、運転時不快に感じる甲高い耳障りな音を抑制。犬や猫などの動物のみが聞き取れる2万から5万ヘルツの高音域帯に現れる不快音も抑制される。

　獣医学博士の茂木千恵先生は、犬や猫は騒音でストレスを感じることがあり「騒音を抑えた環境作りをしていくことは、ペットの生活の質を高めるために非常に重要」と話す。

　吸引口の端までブラシが届く構造で壁際のほこりを一度で吸える「端までブラシ」や吸い込み口が自立し、床掃除とハンディー掃除の移行をかがまずに行える「新スグトル構造」も採用している。

　一新したスタンド台は、付属品が収納でき、設置面積が約8%小さくなった。

　価格は全てオープンで、市場想定価格はEC-SR9が9万9000円前後、EC-PR9が8万8000円前後、EC-AR9が7万3000円前後（全て税込み）。

（27日付電波新聞、電波新聞デジタルで詳報します）