2023.09.13 24年問題テーマに国際物流総合展が開幕 東京ビッグサイトで最大規模の400社出展
国内最大級の物流専門展示会「国際物流総合展2023 第3回INNOVATION EXPO」が開幕した=13日、東京ビッグサイト(東京都江東区)
国内最大級の物流専門展示会「国際物流総合展2023 第3回INNOVATION EXPO」(日本産業機械工業会、日本能率協会など主催)が13日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開幕した。会期は15日まで。
来年4月からトラック運転手の残業規制が強まり物流の停滞が懸念される「2024年問題」をテーマにした今回の展示には、過去最大規模の約400社1230ブースが出展。初日から多くの来場者が詰めかけ関心の高さをうかがわせた。
計測機器製造販売のチノーは、無線で温湿度の計測値を記録できるリアルタイム無線ロガー「MZシリーズ」を紹介。トラックに積んだ荷物の温度をリアルタイムに計測しトラブル発生時も迅速に対応できる。研修・広報課の中垣光仁氏は「外部センサーを付ければマイナス200度まで対応できる。運転手にもスマートフォンで異常が通知されるので、多くの物流業者に活用してほしい」と話した。
(15日付電波新聞/電波新聞デジタルで関連記事を掲載します)