JCOMは20日、「JCOM TV」の新サービスとして、「シン・スタンダード」を10月4日から提供すると発表した。42の専門チャンネルのテレビ放送と、日本初上陸の「Paramount＋（パラマウントプラス）」と専門チャンネルの人気コンテンツを加えてリニューアルした動画配信サービス「J:COM STREAM」を追加費用なしでセットにして提供する。

　テレビ放送では42の専門チャンネルを通じて、スポーツ中継やニュース、国内外の映画やドラマ、アニメなど多彩なジャンルを提供する。動画配信では、12月1日からの本格サービスを開始する日本初上陸の「パラマウント＋」の一部コンテンツを10月4日から先行提供。国内初配信となる映画や海外ドラマのほか、専門チャンネルからも新たにコンテンツを追加するという。韓国・中国などのアジア系ドラマなどの追加も予定する。

　パラマウント＋の提供は22年6月の韓国に続きアジアで2番目。世界45カ国で事業展開しており、加入者数は6100万人超に上るという。同日都内で記者会見したJCOMの岩木陽一社長は「最新作を早く提供できるようにし、若年層にも訴求できるサービスにしていきたい」と意気込んだ。料金は月額6074円（税込み）。

　（21日付の電波新聞／電波新聞デジタルで詳報します）