2023.10.20 横国大などがPCFCの発電性能を飛躍的に向上 発電効率70%以上を実現可能
横浜国立大学工学研究院の荒木拓人教授、産業技術総合研究所の島田寛之上級主任研究員、宮崎大学工学部の奥山勇治教授らの研究グループは、プロトン(水素イオン、H⁺)伝導セラミック燃料電池(PCFC)の発電性能を飛躍的に高め、実験データを再現できる計算モデルを構築し、発電効率70%以上が実現できることを明らかにした。
PCFCはほかの燃料電池(FC)よりも高い発電効率が理論的に可能。ところが、実際のPCFCでは電解質が正孔を伝導して... (つづく)