2023.10.25 TAITRONICSとAIoT台湾が開幕 台湾の最先端電子産業を紹介 約600企業が出展
開幕初日から多くの来場者でにぎわう(25日、台北市の台北南港展覧館)
台湾の電子機器メーカーが一堂に集う展示会「第49回台北国際電子産業技術展示会(TAITRONICS)」と「第6回台湾国際人工知能・IoT展示会(AIoT台湾)」が25日、台北市の台北南港展覧館で開幕した。台湾を代表する電機・電子部品メーカーや情報通信産業関連企業など約600企業が1900以上のブースを出展。AIoTとエネルギーストレージに焦点を当てた7項目の最先端のデジタル技術とアプリケーションを紹介する。会期は27日まで。
主催は、公的貿易振興機関の中華民国対外貿易発展協会(TAITRA)と台湾区電機電子工業同業公会(TEEMA)。
TAITRAの黄志芳・董事長(会長)は「世界中でAI産業が急成長している。TAITRONICSでは、多くのメーカーやテーマパビリオンがAIoT技術と革新的な展示を行っている」と話す。
今回の開催趣旨は「先進エレクトロニクスで新たな時代を創る」。日本からも、三菱電機や日本台湾交流協会などが参加。来場者は、参加企業や政府の関係者、学生などさまざまで、期待の高さがうかがえた。
(26日付電波新聞/電波新聞デジタルで詳報します)