2023.11.10 【電波時評】事務機各社、さらなる成長に向け正念場
事務機大手各社の2023年度上期(4~9月)連結決算が出そろった。半導体など部材不足解消、円安効果もあり、各社とも好調を持続。通期見通しを上方修正したところも多い。しかし、環境に左右されない事業構造、持続的成長に向けた中・長期戦略はむしろこれからが正念場だ。
リコーと富士フイルムが8日、上期決算を発表。リコーは、商材の供給不足解消や円安寄与もあり、売り上げは前年同期比14.3%増と伸長。営業利益は減益となった。通期は売上高を... (つづく)