2023.11.20 ガラケー時代のわくわく感を モトローラが価格抑えた折りたたみ式スマホ発売
「motorola razr 40」。上部ディスプレイにカメラの映像を写し、下部で撮影などの操作が可能
ガラケー時代のような選択肢を――。モトローラ・モビリティ・ジャパンが22日に発売する、折りたたみ式スマートフォン「motorola razr 40」は、かつてのガラケー時代のような端末の多様性を提案することを目指した製品だ。売られている折りたたみ式は現状10万円を超える高級機の位置づけだが、この新型は、一定の条件を満たせばソフトバンクで10万円を切る価格で買える。若年層を中心に端末デザインの選択肢を提案することで、折りたたみ式の新たな使い方につなげたい考えだ。
ガラケー時代には棒状やスライド式、折りたたみ式などの多様な端末が存在した一方、現在はiPhoneに代表されるキャンディーバー形状が主流に。20日の発表会で松原丈太社長は「ガラケー時代には色々と端末があった。(razr 40で)わくわく感があったのに近いのを創造していける」と語った。
razr 40は、ソフトバンクからは12月8日に売り出される。モトローラの直販サイトでは22日から発売され、価格は税込み12万5800円。
(後日、電波新聞/電波新聞デジタルで詳報します)