2023.11.24 大阪・関西万博 石毛事務総長定例会見 教育旅行を優先受け入れ
会見する石毛事務総長
日本国際博覧会協会の石毛博行事務総長は24日の定例会見で、25年4月13日の開幕日まで11月30日であと500日に迫っていることから「今月末に東京、名古屋、大阪でチケット前売り開始のイベントを行い、万博の機運を盛り上げていきたい」と語り、機運醸成の動きを今後強めていく考えを示した。
また25年の万博では日本の未来を担う多くの若者や子どもたちに世界や日本の文化を感じてもらうため、教育旅行を優先的に受け入れる方針だと語った。
大阪府や滋賀県が教育目的の万博視察旅行を無料招待する方針を示していることから、4、5、7月に優先的に受け入れたいとした。6月は修学旅行シーズンでもあり万博来場者が多いことや、運転士不足によるバス需要の平準化を考慮した。
今月30日の前売入場券の発売開始に合わせて開始される団体予約の仮受け付けでも教育旅行に対する優先受け付け枠を設ける。
また同協会によると、民間の企業・団体13パビリオンのうち、すでに8つが着工、2つは年内の着工予定という。