2024.01.17 大手事務機各社 ソリューションの比率拡大  環境経営や人材育成も強化

大手事務機各社はソリューションに軸足を移している

 大手事務機各社は、不透明な経済環境、地政学的リスクに伴うサプライチェーンの課題などが拡大する中、ビジネスモデルの転換を加速させる。デジタルを軸にソリューションサービス比率の拡大を図るとともに、複合機などの体制の抜本的見直しにも踏み込む。また、サステナビリティー経営に軸足を置き、ESGへの取り組みやデジタル人材・AI(人工知能)人材の育成など人材投資戦略を強化する。

 キヤノンは、2025年を最終年とする5カ年計画の仕上げの段階...  (つづく)