2024.02.09 量子通信の長距離化へ一歩 オプテージなど、世界初の空間分割多重方式で実験
関西電力系の情報通信事業者オプテージ(大阪市中央区)と横浜国立大学発のスタートアップLQUOM(ルクオム、横浜市保土ケ谷区)は、長距離量子通信の社会実装を目指して、大都市部の商用光ファイバーにおいて「空間分割多重」を用いた位相安定化が有効であることを世界で初めて実証し、外部環境が位相ノイズを通して長距離量子通信に与える影響を体系的に解明した。今後も長距離量子通信の実用化に向けて実証実験を継続する。
現在一般的に使用されている... (つづく)