2024.03.06 【ミリ波】歯止めがかからぬ少子化
厚生労働省が発表した2023年の出生数(外国人や国外で生まれた日本人を含む)は75万8631人で前年比5.1%減。8年連続の減少で過去最少となるなど少子化が急速に進む▼出生数との結び付きが強い婚姻数も前年比5.9%減の48万9281組で戦後初めて50万組を割った。要因にコロナ禍の間、若い人たちが結婚、妊娠を控えたことが挙げられたが、平時に戻りつつも上向く兆しが見られない▼国立社会保障・人口問題研究所が21年に行った出生動向基本調査(独身者ならびに... (つづく)