2024.04.25 富士電機、3月期連結は売上高など過去最高
富士電機の2024年3月期連結決算は増収増益。売上高、営業利益、営業利益率、経常利益、純利益は過去最高を更新した。
拡大する需要に対応したパワー半導体の生産能力増強や、顧客需要に対応した生産体制の最適化、地産地消の推進などにより、収益性向上に継続して取り組んだ結果、全セグメントで増収増益となった。
エネルギー部門では、エネルギーマネジメント分野における大口案件が増え、施設・電源システム分野の需要が拡大した。
インダストリー部門でも、オートメーション分野、社会ソリューション分野、設備工事分野の需要が増加した。半導体部門では、電動車向けパワー半導体が堅調に推移した。
今期の連結業績は売上高1兆1140億円(前期比1.0%増)、営業利益1090億円(同2.8%増)、経常利益1095億円(同1.6%増)と見通す。