2020.06.03 豊田合成などと開発の防護服東洋紡、医療機関に提供

東洋紡と豊田合成が共同開発した防護服

 東洋紡は、エアバッグの基布を活用した防護服を、豊田合成などと共同で開発。豊田合成を通じて、同防護服200着を名古屋大学医学部付属病院(名古屋市昭和区)などの医療機関へ提供した。

 新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、医療現場では防護服など医療資材の不足が深刻化している。喫緊の課題の解決に向け、同社は豊田合成および縫製を手がける華利達服装集団(中国江蘇省)と共同で防護服を開発した。生地は、同社が生産するエアバッグ用基布を使用。...  (つづく)