2024.09.03 ロボット制御エンジンを開発 シャープが東北大と共同で
シャープは2日、東北大学と共同で、量子コンピューティング技術の一種「量子アニーリング」を応用し、1000台規模の自動搬送ロボットを同時制御可能なエンジンを開発したと発表した。人手不足が深刻化する物流業界向けに、生産性向上に貢献するソリューションの開発を目指す。
両者は、2023年から自動搬送ロボットの多台数同時制御技術に関する共同研究に取り組んできた。今回、汎用(はんよう)コンピューター上で疑似的に再現するシミュレーテッド量... (つづく)