欧州連合の気象情報機関コペルニクス気候変動サービスが発表した2024年の世界の平均気温は、記録が残る1850年以降最高の15.1度となり、産業革命前の水準と比べ1.6度高かったと発表した▼気候変動対策の国際的枠組み「パリ協定」は、世界の平均気温の上昇幅を産業革命前と比べ1.5度に抑えるよう各国が努力することを目標に掲げているが、24年は単年で初めて上回った。世界の平均気温が最も高かったのは23年の14.98度。2年連続で上昇したことになる▼主な要...　　(つづく)