2025.04.09 TE ConnectivityがITI2025を公表 日本がAI導入率で世界けん引
TE Connectivityは、独自調査報告書「インダストリアル・テクノロジー・インデックス(ITI)2025」を公表した。「AIがもたらすイノベーションの時代」と題し、企業のイノベーションへの対処に関する洞察を提供しており、日本がAI(人工知能)導入率で世界をけん引していることなどが示された。
ITI2025は、世界のテクノロジー業界をけん引するイノベーションの現状を把握するため、同社が第三者機関に委託して実施した独自調査の報告書。重要なイノベーションの課題に企業がどのように取り組んでいるかについての洞察と知見の提供を目的としている。3年連続となった今回は米国、中国、ドイツ、インド、日本の5カ国で、各業界のエンジニアとエグゼクティブ1000人を対象にオンラインで調査を行った。
3日にTE Connectivity Japan(川崎市高津区)が東京都内で、ITI2025の調査結果と同社の事業戦略を紹介する記者説明会を開催した。鶴山修司社長は「AIは既にさまざまなところでわれわれの生活に浸透を始めている。一方でAIの定義はまだまだ曖... (つづく)