2025.04.16 万博協会会見 開幕日は14万1000人来場、後半に来場者増える

ケルケンツェス事務局長(左)と石毛事務総長

 万博開催の責任機関である博覧会国際事務局のディミトリ・ケルケンツェス事務局長と日本国際博覧会協会の石毛博行事務総長は14日、大阪・夢洲の万博会場で会見し、開幕日13日の手応えと当面の課題などを明らかにした。

 初日の来場者が関係者を含め14万1000人になったことを、石毛事務総長は「14万人が来場してくれたことは勇気付けられるサイン。これまでの万博でも後半に来場者が増える。しっかりした情報提供をすることが来場促進につながる」と前向きに捉えた。

 ケルケンツェス事務局長は「前回のドバイの万博でもコロナ禍ながら2040万人が来場した。直接見たい、経験したいというニーズが高かった」と語った。

 初日の課題について石毛事務総長は「成功の条件は、大きな事故を起こさない、収支を赤字にしない、多くの人に来てもらうこと。小さな改善を続け...  (つづく)