2025.05.08 フジクラ、DDKコネクタ事業を吸収合併 電子部品・コネクタ事業部門 古口康之コネクタ事業部長インタビュー
古口コネクタ事業部長
業務効率化や開発体制を向上組織再編、社内コラボも強化
フジクラは、グループの組織再編の一環として、今年5月1日付で、コネクターの製造販売を手掛ける完全子会社の第一電子工業(DDK)を吸収合併した。DDKのコネクター事業の主要な部分(DDKコネクタ事業)をフジクラが吸収合併し、同事業を除くDDK沼津事業所の特機および産機の事業(沼津事業)をフジクラエナジーシステムズ(FES)が継承した。
これにより、組織の一体化による業務の効率化と、新規製品をタイムリーに市場投入していく体制を整備し、市場や顧客ニーズに迅速に対応していく。
同社の電子部品・コネクタ事業部門の古口康之コネクタ事業部長に、組織再編の狙いや今後のコネクター事業の展開を聞いた。
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統合の狙い
—DDKコネクタ事業統合の狙いは。
古口事業部長 これまでは、フジクラとDDKの双方にコネクター事業があり、ブラ... (つづく)