2025.09.04 NIMSなど研究グループ、2次元原子層材料の微細構造を解析 電子顕微鏡と機械学習を融合
物質・材料研究機構(NIMS)を中心とする研究チームは、走査透過電子顕微鏡と機械学習を融合した新手法で、次世代電子デバイス材料として注目される二硫化モリブテン(MoS₂)単層膜の微細な「ツイスト(微小回転)」や「極性(原子配列の方向)」をナノメートル単位で広範囲・高精度に可視化することに世界で初めて成功した。研究成果は8月6日にSmall Methods誌に掲載された。
MoS₂は数原子層からなる新素材で優れた半導体特性を持... (つづく)