2025.10.23 エプソン、中国の生産拠点でRBAプラチナ認証を取得
水晶デバイスの生産拠点のEPSZ
セイコーエプソンの中国・蘇州市の水晶デバイスの生産拠点Epson Precision Suzhou (EPSZ)が、グローバルサプライチェーンのCSR(企業の社会的責任)を推進するレスポンシブル・ビジネス・アライアンス(RBA)の実施するVAP(検証済み評価プログラム)監査で、プラチナ認証を取得した。
エプソンは、2019年4月にRBAに加盟、主力生産拠点においてVAP監査を自主的かつ計画的に受審し、CSRの向上に注力している。
VAP監査は、RBAが認定した独立した第三者機関により実施されるもので、労働、安全衛生、環境、倫理の各項目について、RBA行動規範の順守状況を評価し、スコア・認証を付与している。
今回、VAP監査を実施したEPSZは、すべての指摘事項を解決し、満点の200点を獲得した施設に与えられるプラチナ認証を取得した。
同社では、これまでマレーシア、インドネシア、タイ、中国、フィリピンの複数の生産拠点でプラチナ認定を取得している。
セイコーエプソンの武井昭文執行役員生産企画本部長は「エプソンは、在りたい姿である『持続可能でこころ豊かな社会の実現』のため、RBA会員として RBA行動規範を順守した事業運営を推進している。また、RBAのVAP監査を通じて、エプソン製品が人権や地球環境に配慮して製造されていることを確認していく」とコメントしている。








