2025.12.24 ダイキン工業 エアコンリサイクル料金引き下げ
ダイキン工業は、特定家庭用機器再商品化法(家電リサイクル法)に基づく同社製家庭用エアコンの再商品化料金(リサイクル料金)を、2026年2月1日から改定する。現行の990円(税込み)を550円(同)に引き下げる。
01年4月に施行された家電リサイクル法は広く浸透し、24年度の家電4品目(ルームエアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機)の再商品化など処理台数は業界全体で合計約1445万台となり、資源の有効活用が進む。
このうち、同社製の処理台数(ルームエアコン1品目)は約55.6万台で、再商品化率は91%(鉄29%、銅8%、アルミ3%、非鉄・鉄混合物41%、その他有価物19%、残り9%が産業廃棄物)に達している。
リサイクルプラントでの処理の効率化などにより、収支が改善する見通しとなったため、消費者が適正な料金でリサイクルを受けられるよう料金設定を定めた家電リサイクル法第二十条に基づき、リサイクル料金を引き下げることにした。








