2026.02.24 省人化レジ運用の効率化を実現する新決済端末を共同開発 NTTデータとシャープ

新キャッシュレス決済端末の設置イメージ 

 NTTデータとシャープは、PINPAD型の新決済端末「UA-P20NA」を共同開発し、2026年内に提供開始を目指す。キャッシュレス決済の普及や人手不足を背景に拡大するセルフレジを中心とした省人化レジ運用での利用を想定する。

 24年12月発売の決済端末「UA-P10NA」に続く取り組みとして、本端末はセルフレジを中心とした省人化レジ運用で、POS(販売時点情報管理)・セルフレジシステムと連動して利用することを前提とした新決済端末となる。決済時の操作性向上や会計待ち時間の削減を通じて、店舗運営の効率化と利用者の決済体験向上に貢献する。

 クレジット・電子マネー・非接触IC・QRコードに対応する各種リーダライター、サインパッド、カメラ機能を1台に集約する市場最小クラスを目指したオールインワン設計により、限られたスペースでの設置を可能とする。

 スムーズな決済処理を可能とする高性能CPU・OSを搭載するほか、スマートフォン「AQUOS」で培った高性能カメラ技術や周囲からののぞき見を防止するベールビュー技術も活用。

 QRコード決済では、端末にコードをかざしてから決済完了までをスピーディーに行うことで、会計待ち時間の短縮と快適な決済体験に貢献できる。

 また、NTTデータのTMSによる端末状態の可視化やリモートサポート対応により、トラブル時の迅速な復旧を支援するとともに、シャープによる一貫した保守体制により、店舗運用の負担軽減と業務継続性の向上に貢献する。

 NTTデータの決済ノウハウとシャープの通信技術を融合し、高品質・高信頼性の端末を低コストで提供する予定だ。

 26年3月3日~6日に東京ビッグサイトで開催される流通情報システムの総合展「リテールテックJAPAN 2026」のシャープブースで参考展示する。

 近年、キャッシュレス決済の普及に加え、人手不足を背景とした省人化ニーズが高まり、セルフレジを中心としたレジ運用が拡大している。

 一方、セルフレジの導入に伴うPOS台数の増加や設置スペースの制約、端末の操作性、決済処理に起因するレジ待ち時間の発生などがセルフレジでの運用における課題となっている。

 とりわけ、セルフレジは利用者自身での操作が必要なため、支払い方法の選択やQRコードの読み取りに時間を要することもあり、結果として店員のサポート頻度が高まり、店舗運営の負担となるケースがある。

 こうした課題を解決する新端末として提案を強めていく。