2026.05.26 米マイクロン、バージニア州で最新DRAMの生産開始
マイクロンのサンジェイ・メロートラCEO
米マイクロン・テクノロジーは、バージニア州マナサス工場で最新世代のDRAM製品「1α(ワン・アルファ)」ノードの量産を開始した。1αはマイクロンが採用するDRAMプロセス世代の名称で微細化のロードマップ。先の「1z(ワンゼット)」より微細とされ、自動車、防衛機器、航空宇宙、医療機器など長寿命用途に適しているという。
今回の製品は、米国内で同社が製造するメモリーとして最先端となり、国内サプライチェーン強化に向けた重要な節目になりそうだ。
量産開始は、同社がマナサス工場の近代化と拡張に投じた20億ドル超の投資の成果。同施設では、約3100人以上が働く。プロジェクトには、連邦・州・地方政府の支援が含まれ、米国の半導体製造基盤強化策とも連動する。
22日行われた記念式典には、メロートラCEOのほか、ハワード・ルトニック商務長官ら政府要人が出席し、官民にとって国内の生産回帰が不可欠との認識を共有した
同社は、2026年末までにDRAMの第4世代規格品「DDR4」ウエハーの供給量を4倍に引き上げる計画だ。
マイクロンはアイダホ州やニューヨーク州でも先端メモリー製造の拠点を整備している。米国内での総投資額は、今後10年以上で2000億ドル規模に達する見通し。雇用も 約9万人の創出が期待される。









