2026.02.25 SCSK・ネットワンシステムズ・TechShare、フィジカルAIで協業 物流・製造の非定型作業の自律化へ
SCSKとグループ会社のネットワンシステムズ、ロボティクス関連企業のTechShareの3社は25日、製造・物流・医療などの現場における非定型作業の自動化を加速するため、フィジカルAI(人工知能)技術の社会実装に向けた協業を始めたと発表した。模倣学習の推論精度向上を図り、これまで自動化が難しかった複雑作業を自律的に再現するロボティクス技術の確立を目指す。
日本では生産年齢人口が2020年の約7500万人から2040年には約6200万人へ減少する見通しで、生産性向上が喫緊の課題となっている。ロボット活用への期待は高いものの、従来型は定型作業中心で、環境変化に柔軟に対応するための高品質な学習データの不足が課題だった。
今回の協業では、SCSKのデジタルツイン技術による学習データ補完と、ネットワンシステムズの低遅延AI基盤、TechShareのロボットと模倣学習技術を組み合わせ、実環境のデータ不足という技術的障壁の解消を図るのが狙い。
実証では、SCSKが米半導体大手エヌビディアのNVIDIA Isaac SimやNVIDIA Cosmosを統合し、仮想環境で多様なシナリオの高精度な合成データを大量生成。ネットワンシステムズのAI基盤で学習した模倣学習モデルをTechShareのロボット実機で検証し、その結果を再学習に反映することで推論精度を継続的に高める。
実施期間は26年2月1日から3月下旬までの予定。









