2026.03.06 稲盛研究助成、新設2コースで60人採択 「はぐくむ」「たかめる」で総額2億円、研究支援を拡充
稲盛財団(金澤しのぶ理事長)は6日、稲盛研究助成の新たな2コース「はぐくむ」「たかめる」の対象者60人を決定したと発表した。助成総額は2億円。従来の研究助成プログラムを拡充したもので、自然科学と人文・社会科学分野で独創的で将来性のある研究活動を支援する。
「はぐくむ」は、独自のアイデアを探究し、将来的な発展につながる知見を育成する研究を支援するコース。採択件数は自然科学分野で理工系21件(応募285件)、生物系19件(応募266件)、人文・社会科学分野10件(応募146件)の計50件。助成額は1件につき200万円で、総額は1億円。研究期間は2年。
「たかめる」は、これまでの研究成果をさらに発展させ、自らの強みを高める研究が対象。採択件数は自然科学分野で理工系4件(応募86件)、生物系4件(応募106件)、人文・社会科学分野2件(応募33件)の計10件。助成額は1件につき1000万円で、総額は1億円。研究期間は3年となる。
2026年度の稲盛研究助成金贈呈式は、コース新設に合わせて4月18日に開催する予定。
同プログラムは、創立者である稲盛和夫氏(京セラ創業者)の理念に基づき、自らの知的好奇心を原動力とする独創的で優れた研究活動を、できるだけ束縛のない形で支援することを目的としている。将来の国際社会に貢献する人材の育成を図るとともに、学術・文化の発展と国際相互理解の増進に寄与することを目指す。2025年には研究段階に応じた支援を行うため、「はぐくむ」「たかめる」の2コースを新設し、重層的かつ相補的な助成制度を整備した。








