2026.03.27 中国・小米集団のEV事業、初の通年黒字 売上高は初の1000億元超                                                   

小米集団の25年のEV業績に寄与した「SU7」

小米集団の雷軍CEO小米集団の雷軍CEO

 中国の家電・スマートフォンメーカー、小米集団(Xiaomi、シャオミ)が2025年通期決算で、電気自動車(EV)事業が初めて売上高1000億元(約2兆3000億円)を超えた。同社にとって、歴史的な決算の年になった。EV関連事業の売上高は1061億元、前年比223.8%増。

 同社の年間出荷台数は、同200%増の41万1082台。急拡大した背景には、人気のセダン「SU7」シリーズの全国的な好調がある。全国の20万元以上のセダン市場で年間販売台数トップを獲得したほか、25年夏発売のSUV「YU7」も評価を高めているという。

 EV部門は営業利益(EBIT)も好調だ。25年の営業利益は9億元で、同部門では初の通年黒字を達成した。前年まで継続していた同事業の赤字から一転し黒字を達成したことで、EV事業が同社の新しい収益源となりそうだ。

 同社の雷軍CEOは、26年もEV事業で拡大路線を打ち立て、26年の販売目標として55万台を掲げている。25年末までに138都市に477店舗を設置し、EV販売の拡大戦略を展開している。

 最終的に同社のEV事業の売上高が全体に占める比率は25年で23.2%を占め、前年の9%から大きく伸ばした。全売上高の91%を占める主力のスマホ事業に迫りつつある。

 同社の25年全体の売上高は、前年比25%増の4572億8670万元(約10兆5200億円)。営業利益は同95.5%増の1018億580万元で、純利益が同76.3%増の415億6640万元となり、大幅な増収増益の1年となった。