2026.05.11 日本精工とデルタ電子がロボティクス分野で協業、基本合意書を締結

 日本精工(NSK)は8日、パワーエレクトロニクス大手のデルタ電子と、ロボティクス分野の協業推進を目的とした基本合意書(MOU)を締結した。あわせてNSKは同日、ロボティクス事業を推進するため、「ロボット事業部」を新たに立ち上げたと発表した。

 NSKとデルタ電子は両社の強みを融合し、次世代ロボット市場で競争優位性を持つ製品・ソリューションの創出を目指すことで一致し、協業に乗り出す。NSKはこれまでもデルタ電子と連携し、ロボティクス分野向けアクチュエーターの開発を進めており、今回のMOU締結を契機にこうした取り組みを一層強化する方針だ。

  MOUに基づき両社は、電子・制御技術と機械要素技術の適合性評価や統合設計について検討を進める。さらに製品開発や試作でも協力するとともに、共同開発の成果を市場に導入する可能性について検討する。グローバル市場を見据えた展開についても協議する方針だ。

 NSKはロボティクス関連事業を中長期的な成長の柱と位置付け、3月にロボット事業部を新設した。次世代ロボットやロボット用アクチュエーターの開発・事業化を本格化させる。