2026.07.24 シャープ、ホテル業界へB2B提案を加速
決済処理がスムーズで、利用者の満足度を高められる新決済端末UA-P20NA
シャープは、B2Bソリューションのビジネス拡大を中長期成長戦略の柱の一つに据え、液晶テレビ「AQUOS」を提供してきたホテル業界に向け、新たな価値提案に力を入れている。
22~24日と大阪市内のインテックス大阪で開催中の「第18回ホテル・レストラン・ショー&FOODEX JAPAN in関西2026」(日本能率協会主催)に同社も出展し、ホテル・旅館関係者に、同社の最新ソリューションを紹介した。
大阪でのホテル・レストランショーの出展は今年で2回目。会場では、NTTデータと共同開発した省人化レジ運用の効率化を実現する新決済端末「UA-P20NA」と、宿泊施設向け客室インフォメーションサービス「Inforia(インフォリア) for Hotel」(Inforia)をメインに紹介した。
新決済端末UA-P20NAは、24年末に発売した決済端末「UA-P10NA」に続く製品で、セルフレジを中心とした省人化レジ運用で、POS(販売時点情報管理)・セルフレジシステムと連動利用を前提とした新決済端末。26年内に提供を開始する。
NTTデータの決済ノウハウとシャープの通信技術を融合し、高品質・高信頼性の端末を低コストで提供する。
PIN入力や電子マネー、QRコードなど他の決済手段利用も可能にした一体型端末であるPINPAD型の決済端末では最小クラスのオールインワン設計を採用。
クレジット・電子マネー・非接触IC・QRコードに対応する各種リーダライター、サインパッド、カメラ機能を1台に集約することで、限られた設置スペースでも導入しやすい構成となっている。
また、スムーズな決済処理を可能にする高性能CPUとOSを搭載。スマートフォン「AQUOS」で培った高性能カメラ技術や周囲からののぞき見を防止するベールビュー技術も導入する。
QRコード決済では、端末にコードを かざしてから決済完了までをスピーディーに行い、会計待ち時間の短縮と快適な操作性を実現する。
Inforiaは、ホテルや旅館などの客室に設置したテレビ(Android対応テレビ)やタブレットを介し、ゲストへの情報発信やゲストからのリクエストの受付など、非接触・非対面で行えるクラウドサービス。
効率的な業務運営と効果的な情報発信を両立しながら、ゲストとの円滑なコミュニケーションを支援し、宿泊者の満足度を効果的に高める。
Inforiaに関し、通信事業本部モバイルソリューション事業統轄部モバイルビジネス推進部の山口直人参事は「直感的なインターフェイスで誰でも簡単に操作できるこが大きな特長」と話す。
管理画面も使いやすく、レストランや朝食か以上、コインランドリーといったさまざまな情報もタイムリーに更新でき、宿泊者のホテル利用満足度を高める。
多言語対応やトップ画面の間カスタマイズも容易。宿泊者のスマホでも利用でき、スマホから各種ルームサービスをオーダーできるなど利便性が高い。
Inforiaは22年から販売を開始し、多くのホテル・旅館への導入実績もある。また「顧客(ホテルなど宿泊事業者)の意見を聞き、毎年高い頻度で機能のアップデートを図っている」(山口参事)とし、事業者の課題をともに解決しながらサービスの進化に力を入れているという。
「ホテルの投資意欲はまだまだ高い。Inforia導入に合わせ、新決済端末やコインランドリー、プラズマクラスター空気清浄機など、業界に向けオールシャープのソリューション提案に力を入れたい」(山口参事)と話す。










