2026.08.03 「洗濯」と家族の関係性を共同検証 パナソニックと草津市、立命館大

洗濯を切り口に、くらしをサポートするサービスによる効果を共同で検証

 パナソニックは、滋賀県草津市、立命館大学と共同で、家庭における「洗濯」を切り口とした家族の行動と関係性の変容に関する実証実験を、10月5日~11月29日にかけ、草津市内の子育て世帯を中心に実施する。

 実証実験は、2025年8月に草津市と立命館大学、パナソニックが締結した「ウェルビーイングの向上と地域の活性化に関する協定」に基づき実施するもの。

 洗濯を「ただの家事」から「家族の関係性を育む体験」に変えることをコンセプトに、生成AI(人工知能)を活用した衣類ケアサポートサービスと、家族のくらしを整える音声パートナーサービスを提供する。

 子どもの自立意識の芽生えや家事担当者の負担軽減、家族内コミュニケーションの改善など、家族心理学が専門の立命館大学総合心理学部の宇都宮博教授の協力のもと、学術的知見に基づき検証していく。

 検証では①子どもが家庭での生活に興味を持ち、自ら身支度や片付けに取り組む機会の増減②音声による働きかけや家族内での役割共有を促すことで、注意・指示中心のコミュニケーションから、ほめ合う・認め合う関係性への変化③洗濯に関する提案や声かけをきっかけにした家族間の家事や衣類ケアに関する対話への影響④家事担当者の負担感の軽減――について調査する。

 近年、共働き世帯の増加やライフスタイルの多様化により、家族で過ごす時間の大切さが高まっている。

 多くの家庭では、それぞれが日々の暮らしに満足しながらも、忙しい毎日の中で、家族同士がより心地よく関わり合い、お互いを認め合える機会へのニーズも強い。

 家族がお互いを思いやりながら自然に協力し合い、より良い関係を築くことで、家庭のウェルビーイング向上につながる。

 子どもにとっても、家庭での生活を通じて自分でできることを少しずつ増やし、「できた!」という成功体験や自信を育むことは大切な経験となる。

 実証実験への参加には、草津市在住の子どもがいる世帯で、パナソニック製ドラム式洗濯乾燥機「LXシリーズ」(24~25年度発売モデル=NA-LX127D/X127E/LX129D/LX129E)を所有することが条件となっている。