2026.08.04 ダイトロン、工場環境を可視化 「D-FaVi」を10月発売 工場運営の効率化や品質向上

 ダイトロンは3日、工場環境をリアルタイムで可視化する「D-FaViシステム」を10月に発売すると発表した。小型無線センサーによる多点計測で、温度や湿度、空気中の微粒子(パーティクル)などの情報を収集し、工場環境を可視化して一元管理する。工場運営の効率化や品質向上につなげる。

 新製品は、①時系列データの記録やマップ表示ができる見える化アプリとパソコン②個数濃度、温湿度、VOC、NOxの各センサーを内蔵した小型無線ユニットの子機③ホスト通信ユニットの親機――などで構成する。

 オプションとして、ファンと高性能フィルターを一体化した空気清浄装置「FFU(Fan Filter Unit)」の制御システム、エコモニター、遠隔監視システムも用意する。

 データの保存には、導入後の費用負担を抑えられるオンプレミス(社内運用)版を採用した。工場環境の可視化やFFUの制御、異常の早期発見などに活用できる。さらに、取得したデータを基にFFUなどを自動制御し、消費電力の削減にもつなげられる。

 清浄度の測定はクラス1000から対応する。検出できる粒子の大きさは0.3μm以上。価格はオープン。