2026.08.06 日立ソリューションズ、メール誤送信防止「活文」 新サービス新旧Outlookに対応

 日立ソリューションズは、メールの誤送信対策を強化する「活文 メール誤送信防止アドインサービス」の提供を始めた。メール送信前に宛先や本文、添付ファイルの確認を必須とし、利用者の確認行動を促すことで人為的ミスによる誤送信を防ぐ。警告の表示や送信禁止の制御機能も備える。新旧Outlookを含むMicrosoft 365環境に対応する。

 企業の情報漏えいでは、宛先設定の誤りや添付ファイルの誤送信など、人為的ミスによる事故が継続して発生している。注意喚起や教育だけでは再発防止が難しく、実効性の高い対策が求められている。

 Microsoft 365の普及や新しいOutlookへの移行に伴い、従来の対策ツールが利用できなくなるケースもある。新サービスは、新しいOutlookと従来版Outlook、Outlook on the webに対応する。既存のメールサーバーや配送経路を変更せずに導入できるため、環境の移行期間中も継続して運用できる。

 送信メールをクラウド上で確認する「活文 メールゲートウェイ クラウドサービス」と併用すれば、多層的な誤送信対策が可能となる。同クラウドサービスは、送信メールを一時保留し、利用者や上長が安全性を確認することで誤送信を防ぐ。添付ファイルの自動分離・アップロードにも対応する。

 パスワード付きZIPファイルをメールに添付し、解錠用のパスワードを別のメールで送る「PPAP」方式のメールを安全に送受信する機能も持つ。同クラウドサービスは、情報セキュリティ管理の国際規格「ISO/IEC 27001」と、クラウドセキュリティの「ISO/IEC 27017」の認証を取得した。

 日立ソリューションズは今後、AI(人工知能)を使ったリスク検知や判断支援の高度化を進める。「活文」シリーズでメールを起点とした情報活用やセキュリティー対策を拡充し、企業の情報セキュリティー強化につなげる。